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友達いない大人は普通なのか?をこの多様性社会で論じることは無意味だ

友達いない大人は普通なのか?
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学生時代には友達がいたが、大人・社会人になって友達が減った、いなくなったという声は多く聞く。

確かに、毎日同じ学校に大勢の生徒が通い、授業や部活、放課後など、コミュニケーションをとる時間が多くある学生時代は、友達づきあいがしやすかったかもしれない。

学生(子ども時代)は、人間形成をしながら経験を積む時期であり、同年代の友達と過ごし、楽しんだり、傷ついたり、悩んだりといったことを繰り返して大人になる。

そうして大人になった途端、それまで当たり前にいた友達が「いなくなってしまう」というのだから、非常に興味深い。

「友達がいない大人は普通なのか?」をテーマに、考察を深めていく。

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目次

友達いない大人は普通=特別なことではない

株式会社クロス・マーケティングが2025年1月に社会人を対象として行った「人間関係に関する調査(2025年)」というものがある。
その結果、「友人がいない」と回答した人は全体の30%、さらに「親友がいない」と答えた人は53%だった。

<参照>https://www.cross-m.co.jp/column/marketing/mkc20250718

友達がいない人が3割、親友がいない人が5割。
そこに「友達だったと思っていた人が、実は友達じゃなかった(向こうは友達だと思っていなかった)」という場合を合わせれば、だいたい4割の大人(社会人)は「友達がいない」と考えても問題ないのではないか。

そういった状況を考えると、「大人(社会人)で友達がいない」という状況は、少なくとも常識に照らし合わせて「特異で特別なこと」ではないと言える。

この何かっちゅうと「多様性」が求められる時代。
友達がたくさんいる人もいれば、1人もいない人だっている。

それが「普通」だろう。

私自身も、友達は一人もいない。
LINEでつながっているのは妻と仕事の取引先のみである。

だからといって、さみしいとも思わないし、困ることもない。

基本的に「友達=他者と関わりたくない」という気持ちが強いので、友達がいない状態というのは「自分が望んで実現したこと」である。

「友達がいなくなっちゃった」のではない、「友達がいらないから、なくした」のである。

私のように「友達なんぞいらん」という人種ではなく、「できることなら友達が欲しい」と思っている人にとっては、「大人になってなかなか友達ができない」という状況は、つらいだろう。

私の経験上、大人・社会人になってから友達を作るには、以下のようなルートがあると考えられる。

社会人になると、同僚=友達になる場合が多い

そんな私でも、大人(社会人)になった後にも友達がいたことはあった。
私は広告関係の仕事を長く続けているが、勤務していたのは、社員数う10人未満の地方の中小企業ばかりである。

学生時代からフリーランスとして独立することを目指していたので、大きな会社の一部門で歯車として働くのではなく、一つの会社の「すべての業務を経験して総合的な能力を早く身につける」ことに重点を置いて働いていた。

この業界は、女性の比率が多く、私の同僚のほとんどが女性(しかも年上のお姉さん)だった。

そんな状況なので、自然とその同僚たちと友達関係を築いていくことになる。

同僚女性も独身であったため、休日になるとランチやら女子会やらに参加し、それなりの友達付き合いをした。

基本的に友達がいない状態なので、休日でも他人が関わるような予定や約束はない。

会社の同僚とは良い関係を維持しておいた方がメリットは大きいので、できるだけ彼女たちの誘いには乗ることにしていた。

このように、社会人にとっては、「会社の同僚」こそが「学生時代の同級生」であり、最も意思疎通しやすく、友達化もしやすいと言える。

「友達が欲しい」と思っている社会人諸君は、まず「同僚から攻める」は鉄則である。

特に部署変えや転職などで「過去の自分を知らない新しい同僚」が現れた時は狙い目だ。

「自分」というのは、自らの裁量によっていくらでも変えられる。

これまで「ちょっと引っ込み思案でアピールが足りない人」というレッテルを貼られていたとしたら、新しい環境に移行したことをチャンスと取られ、「自分という人間」を変える努力をしてみよう。

様々な理由や状況が関わっているとはいえ、「友達がいない」状況を作り出しているのは、自分自身だ。

そこに変革をもたらすためには、「まず自分が変わる」ことが必要になるのは間違いない。

共通の趣味こそ友達づくりの基本

とはいえ「友達になるきっかけがなかなかない」という悩みもあるだろう。

友達というのはそもそも何なのか?

簡単に言えば、たくさんいる人類の中で「特に気の合う人」だろう。

「気が合う」というのを突き詰めていくと、最終的には「趣味嗜好が同じ」というところに行き着くのだ。

趣味や好きな話題が同じ人となら、話が合う、会話が進む、コミュニケーションの機会が増える。
そうして意気投合することで、友達関係になっていくのである。

私自身、26歳から32歳で結婚するまでの間は、友達と呼べる人間関係を持っていた。

その友達は「趣味のフットサル」を通じて知り合った人々だ。

私の人生はサッカーなしに語ることは出来ない。
Jリーグの発足と同時に本格的にサッカーにのめり込み、王者鹿島アントラーズサポーターとしてカシマスタジアムでラッパをプーパーしつつ、中高とサッカー部に所属して、石だらけの土グラウンドでたくさんの擦り傷を作った。

そういう訳で、26歳の私は、「サッカーができる場所」を探していて、偶然、隣町で活動しているフットサルサークルを見つけた。
友達が欲しいからではなく「ボールを蹴れる場所が欲しかった」という理由で、そのサークルの代表者にメールをすることになる。

私の意図するところではなかったが、こうして「フットサルサークル」に所属したことで、「同じ趣味嗜好を持つ人々」と接点が生まれ、結果として「友達ができた」ということになる。

友達が欲しいのであれば、自らが行動するしかない。

見ず知らずの人が突然家を尋ねてきて、「キミ、友達欲しいんだって?俺と友達になろうよ」などというサトシ的奇跡は起こらない。

あなたがもしポケモンだとしたら、その地を訪れたサトシが「俺と友達になってくれないか?」と誘惑してくるかもしれないが、おそらくこの記事を読んでいる人の中にポケモンはいないだろう。

「友達が欲しいな」と思っているあなた自身が、「それを実現するための行動」を起こさなければ、何も手に入れられないのだ。

私が実行したのは、至極簡単なことだ。

自分が済んでいる近隣地域で活動しているフットサルチームを探し、参加希望のメールをする。
当時は、今ほどSNSが発達しておらず(Facebookくらい)、LINEもなかった。

運良くメールに返信があったので、指定の日に練習に参加し、そのままチームの一員になった。

私がチームに入った目的は「フットサルがしたいから」であって、「友達が欲しいから」ではない。

私としてはフットサルさえできれば問題ないのだが、フットサルがチームスポーツである以上、チームメイトを無視する訳にもいかず、そこには人間関係が生まれる。

気の合う人もいれば、そうでもない人もいる。

何も、そこにいる全員と仲良くなって、友達100人作る必要はないのだ。

自分が付き合いやすく、「この人ならストレスなくやりとりできる」という人限定で、「友達」になれば良い。

誰でも彼でも仲良くしようとするから疲れる、人付き合いが嫌になる。

何事においても「完璧」を求めてはいけない。

たかが「友達」である。
もっと気楽に行こうではないか。

プライベートで遊ぶ友達がいない問題

例えば、仕事の流れで飲みに行く「同僚」はいても、休みの日の完全プライベードでどこかに遊びに行くような友達がいないということだろう。

私は、休日に誰か友人と遊びに行きたいとは思わない。
誰かと一緒に行動するなどまっぴらゴメンである。

一人で映画を見る。
一人で書店をぶらつく。
一人で買い物する。

これこそ至福の休日である。

そういった行動スタイルが好きだという人も当然いると思う。

私と同じ「友達がいらない人種」だ。

だが、世の中の5〜6割の人間は「友達がいた方が楽しい」と思っているはずだ。
中には、「友達が今いないけれど、どこか一緒に遊びに行く友達が欲しい」と思っている人も当然いる。

ご飯を食べたり、お酒を飲んだり、ショッピングをしたり、ゲームセンターで遊んだり、観光地に行ったり、時にはお泊り旅行をしたり。
そういうことを「友達と一緒にしたい」という、だけどその友達がいない。

友達がいない原因は何か考えてみる

①仕事時間が不規則で他の人と合わない
②人見知り気質で自分から声をかけたり、グループに混じれない
③最低最悪の悪人で、誰も近寄って来ない嫌われ者である
④そもそも人と群れるのが嫌い

④の場合は、望んで友達がいない状況を作っているのだから問題ない。

①は非常にかわいそうなパターンだ。
お休みが平日という場合は、一般的な土日休み軍団とは、根本的に時間が合わなくなってしまう。
そうなると、同じように「平日が休み」の友達を作る必要があり、難易度は上がってしまう。

友達になる=共通の趣味時間を過ごすなので、やはり一緒に行動する時間が確保できないと難しい。

③の場合は、もはや論題だ。
これだけ人類も数が増えると、「何をどうしても仲良くなれない人」というのは一定数存在する。
こういった人種の場合、一般の人が友達になるのは非常に難しいだろう。
彼らは、同じ穴のムジナと徒党を組む。
その関係を「友達」と言えるのかは分からないが、ある種の目的意識を持った共同体を作り、自分たちの世界の中で生きることになる。

最も問題があるのは②だろう。
多くの「友達が欲しいけどいない」という悩みを持っている人が、②に該当すると思われる。

大人・社会人で「友達がいる」状況の多くは、「学生時代からの友達関係が継続している」という場合が多いだろう。
社会人としてそれぞれ忙しく過ごしながらも、過去の友達関係を維持する努力も継続している。
これはそれなりの労力が必要だが、すでに強い結びつきがあるだけに、維持しやすい友達関係とも言える。

こういった「過去の友達関係」を持っていない、もしくは社会人になって失ってしまった人は、新たに「友達」を探す必要がある。

しかし、大人・社会人になってから共通の趣味を持つ人間と深いつながりを持つのは、学生時代よりも難しい。

それこそ、

①勤務先の同僚から友達へ
②共通の趣味を持つ集まりを通じて友達へ

この2パターンくらいしか存在しないだろう。

もちろん②の場合は、リアル・バーチャルという2つのルートが存在する。

私のように「フットサルサークル」というリアルな場で友達ができることもあれば、SNSやオンラインゲームなどバーチャルなネット空間でのやりとりから、友達関係ができあがることもある。

どちらにしても、共通の趣味を持つ友達であることには変わりない。
休日に同じオンラインゲームで遊ぶことも「プライベートで遊ぶ友達」になり得るだろう。

結婚は、友達づきあいを変える

もう一つ、「プライベートで友達と遊ぶ」時間が著しく減る原因が「結婚」である。

結婚をすることで、生活スタイルの中心は「夫婦」、「家族」になる。

夫や妻と過ごす時間、子どもを含めた家族と過ごす時間が最も重要になるのだ。

私は友達が全く一人もいないが、結婚はしている。子どもも2人いる。

32歳で結婚してから、独身時代には毎週3日やっていたフットサルを完全にやめた。
家族との時間を優先するためだ。

子どもが生まれると、その度合は飛躍的にアップする。

休日のプライベート時間は、すべて子どもと家族のために使われる。

もちろん、私はまったくそこに不満はない。
そもそも「友達と遊ぶ」ということにまったく興味がなく、やりたくもない人間である。

家族と過ごし、子どもたちと遊ぶ休日。
それは幸せ以外の何者でもない。

ただ、知人の話など聞いていると、特に奥様から漏れ聞こえてくるのが

  • 夫は休日になると一人で趣味のバスケに行ってしまい、家族はほったらかし
  • 夫は週に何日も飲み歩いて、子どもと会話することもない
  • 夫は子どもをほったらかしにして、友達と遊びに行ってしまう

といった類の愚痴である。

結婚をしても「それまでの友達付き合いがやめられない大人」は多い。

彼らは「友達との付き合い」に、家族以上の価値を見出しているのだ。

だったら結婚などしなければ、子どもなど作らなければ良いではないかと思うのだが、人間は矛盾したことをしてしまう生き物なのである。

しかし、私は「友達がいない人こそ、結婚はするべき」だと思っている。

結婚相手の夫・妻、子どもは、当然ながら「友達」ではない。

いつ関係が切れてもおかしくない「友達」とは異なり、より強固な精神的結びつきでつながりあった「家族」である。

人間が困った時、本当に頼れるのは友達ではなく、家族である。

人生をより豊かに過ごすために必要のなのは「友達」ではなく、「家族」だ。

【関連記事】
友達いない40代はダメ?孤独を「カッコいい生き方」に変える方法

「友達いない大人」の悩みを知恵袋で探してみる

Yahoo知恵袋で「大人になって友達がいない」と悩んでいる方の相談を探してみる。

悩み①メンタル系YouTubeが心の支えである30代男性

大人になってから友達か親友がいる人はいますか?僕はいないです。30男です。
そんなもんでしょうか?
職場でも友達ではなく仕事できてるだけだし、って気持ちがあるので特段仲良くしようとかないです。
相談できる人はメンタル系のYouTuber【樺沢紫苑先生とパンダ先生の心のメンテチャンネルとひげおやじ(ひろゆきさんの友達)ぐらいです。】
最近仕事がブラックでついに適応障害になってしまいました。彼らが心の支えです。配信がないとストレスがたまります。

学生時代の友人のSNSのタイムライン投稿でゲームなどの投稿がたまに流れてきますが、暇そうで羨ましい限りだぜって感じです。

仕事一筋でがんばって来たつもりだのでこのようになってしまうのは苦いです。

学生時代の友人とは学生時代に仲良かっただけで、今は連絡も取り合ってない感じです。
社会人からは上辺までは行けるけど、そこから先行けないので、恋愛とかも多分無理です。
心は老い先短いおじいちゃんって感じです。
同性の友達がいないのに異性と付き合えるわけないだろがというのが樺沢先生の意見でした。

夜になると不安と悲しみが来ます。

<参照>https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12323127332?__ysp=5Y%2BL6YGU44GE44Gq44GE44CA5aSn5Lq6

相談者様は、すごく真面目で一生懸命努力される方なのだろう。
適応障害になってしまうほど仕事も頑張っているけれど、そこに満足感や充足感は感じられない。

学生時代は仲の良かった友達がいた、今でもSNSでそういった方の投稿が流れてくるというのは、「完全に過去の友達関係が断ち切れている」訳では無いということだろう。

であれば、その糸をたぐり寄せて再構築する努力をしてみれば良いと思うのだが、そういった意図は感じられない。

やはり心のどこかで「友達関係を構築するのは面倒だ、やりたくない」という気持ちがあるのだと思う。

置かれている現状に不満があり「友達は何となく欲しいけれど、そのための努力はしたくない」という思いがあり、手軽に利用でき、心のスキマをちょうどよく埋めてくれるメンタル系YouTubeにすがってしまう。

解決策としては

①自分が本当にやりたい仕事を見つける
②恋愛する

だと考える。

相談者様は、仕事ができる人だと思う。
ただ、今の仕事が自分に合っていない、心の底からやりたい仕事ではないのだろう。

であれば、思い切って転職をして、「本当にやりがいのある、一生かけてやりたい仕事」を探してみるのも一つだろう。

友達なんぞいなくても、「やりがいのある仕事に生涯を捧げる」という人生があっても良いはずだ。

仕事一筋でがんばって報われなかったのであれば、「努力が報われる仕事」を見つければ良い。

仕事がうまくいって人生の充足感を味わえるようになれば、「友達づくり」の部分でも変化が訪れるように思う。

お気に入りのYouTuberは「同性の友達がいないのに異性と付き合えるわけないだろ」と意見しているようだが、私はそうは思わない。

実際、友達が一人もいない私は、妻と恋愛結婚している。

私としては、同性より異性の方ががむしろ付き合いやすいと感じる。

友達との「友情」という感情は意外とあいまいなものだが、異性への「恋愛感情」は、まさに「相手のことが愛おしい、その人のために何かしてあげたい」というストレートで、分かりやすい感情なのだ。

私が同性との友達関係を維持できない要因の一つが「同性の友達にまったく興味がわかない」という点にあると考えている。
正直な話、「どうでも良い人間」なのだ。

しかし、妻になった女性に関しては、「彼女のことが知りたい、彼女と仲良くなりたい、彼女に優しくしたい、彼女に良く思われたい」という積極的で強い感情があった。

つまり、好きになった異性は「とても興味深く、その人のことを知りたい」と思えるのである。

そういった情熱が「ああ、人付き合いは面倒だな、やだな」という気持ちを凌駕し、他者と強いつながりを構築したいという欲求・行動につながるのである。

だからこそ私は、「友達がいない人ほど恋愛しろ、結婚しろ」と言いたいのである。

悩み②1日過ごせるくらいの友達が欲しい

大人になって友達ができた人は、どういうルートですか?
ランチとか飲み会するくらいじゃなくて、一緒に1日出かけられるくらいの友達でお願いします。

<参照>https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10327484550?__ysp=5Y%2BL6YGU44GE44Gq44GE44CA5aSn5Lq6

仕事帰りにちょっと飲むではなく、朝から晩まで一緒に過ごしたり、旅行に行ったりといった「深い関係」ができる友達が欲しいというお悩みだろう。

返答の中にこんなものがあった。

職場で会った人
ネット上の趣味の集まりで会った人
飲み屋のお客同士で会った人
イベント会場で会った人
サークル活動で会った人

こんなルートです。

まさに王道にして正解。
これ以外の正解があるのだろうか?というほどの模範解答である。

実際、「出会い」なんていうものは世の中に無数に転がっている。

「友達予備軍」だって相談者様の周囲にいくらでもいるはずである。

以前にも解説したが、「ねえキミ、僕と友だちになろうよ」などと話しかけてくるやつはいないということだ。

「友達が欲しい」なら自分から行動を起こさなければならない。

「友達が欲しいけどできない」という人の多くは、友達が勝手に向こうからやってきてくれるというあり得ない可能性に賭けているだけで、自ら「友達をとっつかまえにいく努力」をしていない場合が大半だろう。

そういった方は「友達が欲しい」と言いながらも、実際は「友達より一人が好き」な場合が大半である。

本当に自分は「友達が欲しいのか」をよく考えた上で、自ら積極的に動くこと努力をした方が良い。

友達いない大人の末路は最悪?そんなこたあない

友達がいないと悩んでいる人は「将来が不安」という場合も多い。

一人で過ごすかも知れない老後にいまから震えているのだろう。

だったら「友達作ればいいじゃん」と思うのだが、彼らの多くは行動ができない。

それはそもそも「友達がいらない人種」なのではないかと私は思うのだが、そこまで振り切って考えられないという場合も多々あるだろう。

私は、そもそも独身のまま一生を終えるつもりだった。

両親の面倒を見終わったら、茨城県鹿嶋市に移住し、それまで貯めに貯めた資産を使って聖地鹿島スタジアムの見える場所に平屋を建てて、のんびりと余生を過ごすつもりだった。

ところが、東日本大震災における津波の被害を見て、「海辺はよろしくないかも」と思い始める。

そして、「この人と結婚しないと必ず後悔する」と思わせる今の妻と出逢ったことで、予定にはなかった「結婚」をすることになった。

という訳で、友達0人、妻1人、子ども2人という限られた人間関係の中で、楽しく毎日を生きている。

すべては自分次第である。

完全なる「友達いない大人」の代表選手である私だが、未来はそう悪くないと予感している。

まともな人ほど友達がいないという現実

前述した、知恵袋でお悩み投稿していた30代男性のように、「まともな人ほど友達がいない」というのは確かにあると思う。

「他人と友達づきあいが長く継続できる」というのは有る種の才能だろう。

私などは「そんな面倒なことやっていられない」と思ってしまう。
だから友達がいないのだ。

友達付き合いが良いことばかりかと言えば、そんなことはない。
ムカつくことも、理不尽なことも多々あるだろう。

気がつけば「友達とのくだらない付き合いに、貴重な人生の時間をムダにしている」と思うこともあるに違いない。

何も考えず、「空気のように友達と付き合える人」であれば良いが、「友達とは、友達付き合いとは?」と真理を求めてしまうような人は、なかなか友達が作れなくなってしまうかもしれない。

友達いない女はモテるという噂は本当か?

私の知人は、ちょっと変わったパーソナリティーの持ち主であり、孤高すぎて友達がいないという女性である。

彼女も私同様、孤独を愛し、唯我独尊で自分の人生を楽しく歩んでいた。

ある日、勤務していた会社をすぱっとやめて、とある国家資格を取得するために専門学校に入学した。

そこで出逢った男性に一目惚れされ、ストーカーまがいの猛烈アプローチを受けた結果、あっさり結婚してしまった。

確かに、不思議な魅力を持った女性であるが、一般受けはしない変わり者だ。

だが、どこにでも需要はある。

そういった女性に魅力を感じるオスもいるということだ。

本当の友達ってなんだそりゃ?

この「友達いない界隈」を歩いていると、「本当の友達」というワードが出てくる。

「本当の友達」とはなんぞや?

例えば

  • 嘘の友達
  • 飾りの友達
  • 上辺だけの友達
  • 浮気な友達
  • 本当は友達じゃない友達
  • 友達の友達

というのもあるのだろうか。

比較対象がないと「本当の友達」の「本当」の意味が分からない。

「本当の友達=親友」ということだろうか。

特に仲が良く、気心がしれていて、唯一無二の友達。

親友が20人も30人もいるというのはおかしいので、いたとしても1〜4人くらいだろう。

例えば、漫画・アニメで人気の「ゆるキャン」に出てくる主要メンバー、志摩リン、各務原なでしこ、大垣千明、犬山あおい、斉藤恵那の5人が「私たち親友なんです。本当の友達なんです」と言えば、「それはまさしくそうだろうねえ」と疑いようもなく思う。

「本当の友達」とは、ワインやウイスキーのようなものではないだろうか。

優れたワインやウイスキーを作るには、長い長い醸造・熟成の時間が必要である。

友達関係も同じで、本当に結びつきの強い「本当の友達=親友」となるためには、長くいっしょに過ごす時間が必要なのだ。

だからこそ「本当の友達が欲しい」などと、気軽に言えるものではないのだ。

今、友達がいなくて悩み、「友達が欲しい」と切に悩んでいる人がいるなら、まずは「普通の友達」を作ることから始めよう。

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